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zoom RSS 【経済快説】 黒田日銀“バズーカ緩和”の狙い 「追加弾」まだまだある

<<   作成日時 : 2013/04/11 20:45   >>

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黒田日銀“バズーカ緩和”の狙い 「追加弾」まだまだある
ZAKZAK2013.04.11
.連載:経済快説


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黒田日銀総裁はさらなる株高の余地を示唆している

 4月4日、黒田総裁体制になってから初めての政策決定会合で、日銀は、黒田東彦総裁自身が「異次元」と称する大胆な金融緩和策を打ち出した。

 マネタリーベース(政府・日銀からの直接的資金供給。現金と日銀当座預金の合計)の2年での倍増、買い入れる国債の長期化、ETF(上場型投資信託)とREIT(不動産投資信託)の購入額の倍増といった内容だ。

 これらは、事前に予想できた内容だが、規模の大きさと、全てが一度に出てきたことは、市場関係者の予想を超えた。ロイターは、これを日銀の「バズーカ砲」と報じて話題になったくらいだ。

 為替レートは大幅に円安に動き、株価は大幅に上昇し、長期金利(10年国債の利回りのこと)も史上最低を更新した後に荒っぽい動きを見せた。

 記者に政策の「採点」を問われた黒田総裁は、評価は自分でするものではなく、他人または市場がするものだと答えた。今回の政策の狙いは「市場」にある。

 日銀のホームページで黒田総裁の記者会見のやりとりを見て一番驚いたのは、株式について「今のリスクプレミアムの状況をみると、まだまだ圧縮できる余地がある」と言い切ったこと。

 リスクプレミアムとは、株式のリスクに対して投資家が求める追加的な投資利回りのことで、直接観察できるものではないが、株価が上昇すると縮小する。つまり、黒田総裁は「現状の株価はまだまだ上昇する余地がある」と言っているに等しい。単に、市中に出回るお金を増やす、と言っているのではない。

 為替レートについては、対外的な配慮から、直接的な言及を避けたが、一般論と断りつつも、金融緩和を行った国の通貨は安くなると説明した。

 端的に言って、日銀は、株高、円安、さらに不動産価格の上昇を目指している。これらを通じて、景気を拡大させ、ひいては物価上昇率の目標を達成しようとしている。

 為替レートも株価も、海外の要因に影響されるし、相場に絶対はないのだが、投資家は、日銀が今よりも明確に円安・株高を指向していることを知っておきたい。

 今後、意に反して、円高・株安に振れることがあれば、日銀または政府は、追加的な政策を投入するだろう。気になるのは、日銀と政府に追加的に政策の「弾」があるかだが、これは、量的にも質的にも「まだまだある!」。

 黒田総裁が言うように、株価は「まだ」バブルではないと筆者も思う。

 一方、経済の状況は、金融緩和で株価が上がり、翌年、翌々年と金融緩和状態が続いた1986年とよく似ている。今後しばらく、金融緩和政策は止められない。読者には、為替や株式ばかりでなく、本業のビジネスでも大いに儲けてほしい。久しぶりのチャンスのはずだ。(経済評論家・山崎元)


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