【西村剛の勝負銘柄】 割安「まんだらけ」に注目! 上方修正期待

【西村剛の勝負銘柄】割安「まんだらけ」に注目! 上方修正期待
ZAKZAK2013.05.15

http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20130515/inv1305150710000-n1.htm

 日経平均株価が一時、5年4カ月ぶりに1万4800円台を回復しました。株価上昇の要因は、円安のほか、米国の4月雇用統計が予想以上に改善したことで、米国ダウ指数が上昇したことによります。

 直近の株式市場は、外国人投資家の旺盛な買い需要を追い風に例年株価が下がりやすい傾向にある大型連休明けを上昇して乗り切りました。調整局面に突入するリスクは一旦、遠のいた可能性が高いでしょう。

 ただし、1万4000円の大台を超えたことで目先の先高感が高まっている現状もあることを考慮すると、利益確定売りも出やすい水準でもあります。当面は決算発表をにらみながら、一進一退の展開が続きそうです。

 このような局面では、割安に放置された出遅れ銘柄に注目する投資戦略が有効です。日本株の上昇をけん引していた主力株の多くは、株価がファンダメンタルズから見て適正水準に達している銘柄が増えています。

 それらの銘柄は一旦利益確定売りされる可能性が高く、手仕舞いされた資金が次の投資先として割安感が残っている「出遅れ銘柄」へ流れることが期待できそうです。

 そこで私が注目したのは、『まんだらけ』(2652)です。同社はマンガ専門の古書店を大都市圏に展開する企業です。同社の株価水準は、1株当たり純資産3275円より低い水準で推移しています。

 現在、PBR(株価純資産倍率)1株価倍割れで推移しており、今後出遅れ銘柄として投資家の注目を集める可能性が高いと考えました。

 PBR1倍割れの銘柄は、2012年11月以前には散見されましたが、昨年末からの日本株の上昇に伴い、多くの銘柄がPBR1倍割れを解消しています。

 PBRが1倍割れの銘柄には財務状況に問題があり、株価がそれほど上昇していない銘柄もありますが、同社は直近発表した2014年期第1四半期決算では、経常利益2・8億円(前年同期比+102・9%)を計上しています。

 また、通期予想に対する進捗率は37・5%となっており、中間決算において上方修正が期待できそうな内容です。好決算の要因は、同社が古書の買い取り価格の適正化を徹底し、利益率を向上させたことによります。

 そのため、今後も継続して、これまでより高い利益率を保てそうです。現状の株価水準は同社の収益力改善が織り込まれておらず、中長期的に見た場合、5000円程度の上値を狙えそうです。

 同社は5月14日に第2四半期決算を控えています。通期業績の進捗状況が好調であることを確認できれば、好業績の出遅れ銘柄として注目を浴び、株価が動き出すのではと考えます。 (フェアトレード代表取締役)

 ■西村剛(にしむら・つよし)フェアトレード株式会社代表取締役。機関投資家出身で、統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1GPグランドチャンピオン大会で+200・4%、12年の大会で+160・1%のパフォーマンスを叩き出し、連覇達成。証券アナリスト検定会員。

『まんだらけ』(2652)

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