【検証 アベノミクス】 安倍政権にトドメ刺す「4本の矢」都議選 オバマ 霞が関 夫人

安倍政権にトドメ刺す「4本の矢」都議選 オバマ 霞が関 夫人
【政治・経済】
日刊ゲンダイ2013年6月10日 掲載


6年前と同じ


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 安倍首相がグロッギーだ。東京都議選の告示を14日に控え、8日からマラソン遊説をスタート。都内を転々と回ったが、演説後は都内の病院に駆け込んだ。周囲からは「6年前の悪夢再来」を危惧する声も聞かれる。

 安倍は病院で「高気圧酸素治療」を受けたという。気圧を高くして大量の酸素を体内に送り込み、症状の改善を図る方法らしい。

「脳卒中の患者などを対象に、脳細胞に酸素を大量に送り込む治療法として広まりました。ただ、医学的な効果はハッキリしなかった。真っ先に選択されるべき治療法でもありません。役に立つとすれば、『症状が軽くなりますよ』というアナウンス効果ぐらい。安倍首相が疲労回復目的で受けたとすれば、相当、ストレスがたまっているということ。精神的に参っているのでしょう」(医学博士・米山公啓氏)

 成長戦略は空振りで株価は急落、円は急騰している。そのタイミングで都議選に突入だから、気持ちが休まらないのだろう。

 ストレスの原因はほかにもある。安倍政権の命を狙う矢は4本。第1の矢が「都議選」とすれば、第2の矢は「オバマ」だ。

「このところの日経平均先物の猛烈でしつこい売りは、米国による“安倍降ろし”ではないか。マーケットでは、そんな見方が広がっています。北朝鮮、歴史認識、慰安婦、改憲などの諸問題で右傾化する安倍政権に、ヘッジファンドを通じて警告を発した。オバマ政権は安倍首相を危険人物と見なした、という分析です。そうだとすれば、安倍首相が退陣しない限り、株安円高が続くことになる」(東海東京証券チーフエコノミスト・斎藤満氏)

 オバマ米大統領は先週、パームスプリングス近郊の保養所で中国の習近平国家主席と8時間余りも話し合った。ランチも含めて1時間半で終わった「安倍訪米」との違いは歴然だ。上下両院でスピーチした韓国の朴槿恵(パククネ)大統領よりも下の扱い。いかに安倍が嫌われているかが分かる。

「霞が関」も敵に回った。そこから第3の矢が放たれる。

「安倍さんは“国民生活に大きな影響がある”と、消費増税の先送りもにおわせている。当然ながら財務省はカリカリしています。日本郵政のトップ人事でOBの坂篤郎社長が更迭され、武藤敏郎元次官の日銀総裁もかなわなかった。その上、消費税も、となると足を引っ張り始めるに決まっています。飯島内閣参与の電撃訪朝で、外務省との関係もギクシャクしている。頼みは経産省だけでしたが、成長戦略でズッコケた。政権の足元はグラグラです」(事情通)

 せめて家庭にいるときぐらいはくつろげればいいのだが、最近は「昭恵夫人」もストレスをため込んでいるとか。ファーストレディーともなれば自由にできる時間は少なく、羽も伸ばせない。おかげで夫婦仲はギスギスしていて、「外遊の際に政府専用機内で大喧嘩していた」なんて話も報じられている。これが第4の矢だ。

 スタートダッシュに成功し、「今度は長期政権」との呼び声は高かったが、やはりダメ。6年前と同じように、病院に逃げ込んで麻生副総理にバトンタッチする日は近そうだ。

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