【リーチ一発 トラトラ株!】 「セプテーニHD」に注目! スマホ向け広告の取扱高伸長

「セプテーニHD」に注目! スマホ向け広告の取扱高伸長
ZAKZAK2013.08.11
連載:リーチ一発 トラトラ株!



 東京株式市場では「夏枯れ相場」が続き、日経平均は狭いレンジ(おおむね1万3500円~1万4500円)の中で推移している。ただし、8月1日に前日比337・45円高、2日に同460・39円高になったかと思えば、7日には同576・12円安をやったりと乱高下している。

 薄商いで、裁定取引絡みの売買の影響で、日中の値動きが一方通行になりやすいからだ。調整の主因は、米量的金融緩和の早期縮小の可能性が高まったことで、リスク回避の円買いで、対ドルでの円高が進んだことが嫌気されているためだ。こうなると、円高や、裁定解消売りの影響を受け難い、小型の内需関連株を狙いたい。

 まず、「セプテーニHD(4293)」は8月1日、従来「未定」としていた2013年9月期通期の連結業績予想および配当予想を発表した。これが評価ポイント。売上高は458・10億円(前期比10・8%増)、営業利益は15・74億円(同3・0%増)の見通し。

 第3四半期においては、ネットマーケティング事業では、インターネット広告市場が拡大基調にある中、シェア向上を図るべく積極的な営業活動を展開し、成長分野であるスマートフォン向け広告の取扱高が大きく伸長したほか、同社グループが強みを持つFacebook関連事業についても急拡大が続いた。

 次に、「乃村工藝社(9716)」の14年2月期第1四半期の連結決算は、最終損益が10・31億円の黒字(前年同期は1・63億円の赤字)だった。第1四半期の最終黒字は5期ぶりのこと。これが注目ポイント。

 大型商業施設の開業が一段落したことで複合商業施設市場などの売り上げが減少したが、景況感に回復の兆しがみられるなか、アパレル関連店舗など専門店の出店や改装が相次いでいるほか、14年4月に実施が予定されている消費税率の引き上げを見据えた住宅関連など各種ショールームの新装・改装への投資に積極的な動きがみられ、専門店市場や広報・販売促進市場が堅調に推移した。

 そして、「IGポート(3791)」は、アベノミクスの「成長戦略」の中の「クールジャパン」関連として注目する。アニメやマンガについて、官民連携による国際的な発信力の強化で、アニメおよび出版産業の市場拡大が期待されている。

 なお、足元の映像制作事業においては、受注は堅調であり、現在放送中の人気を博している「宇宙戦艦ヤマト2199」「進撃の巨人」の制作を継続するとともに、10月より放送予定の「黒子のバスケ第2期」他のテレビ作品、イベント上映を開始した4部作「攻殻機動隊ARISE」、来春劇場公開予定の「ジョバンニの島」等を制作していく予定。 

(株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)

推奨銘柄
セプテーニHD(4293)
乃村工藝社(9716)
IGポート(3791)

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