【株式フジ】 「ヤフー」に注目 拡大するeコマース市場で波に乗るか

「ヤフー」に注目 拡大するeコマース市場で波に乗るか
ZAKZAK2014.01.24
連載:株式フジ

http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20140124/inv1401240743001-n1.htm

 引き続き東京市場は、日経平均の動きと“実態”がかい離するチグハグな動きを続けています。日経平均が安い日でも、東証1部では値上がり銘柄数が値下がりのそれを上回ることが多くなっています。

 1月6日から21日までの11営業日で、日経平均は4勝7敗と下げた日の方が多いですが、転じて、小型株中心の東証2部指数は、9勝2敗と圧倒的に上がった日が多くなっています。「いったいこれはどういうことなのか?」「何を指針として株式市場の動きを見ればいいのか?」多くの投資家が悩んでおられることと思います。

 私は、日経平均については、指数寄与度の高い銘柄(ファーストリテイリングやファナック)が昨年末に大きく上昇したことによる反動が出ているものと考えています。買われた直後なので、売りものが多く出てくるということです。それらの銘柄の上下に大きく左右される日経平均も緩慢な動きを続けているというものです。

 しかし、全般的にみて投資家の株式投資に対する意欲はうせておらず、短期で値幅がとれそうな値動きのいい銘柄に物色の矛先が向くことから、総じて小型株は買われているのだと理解しています。

 それにしても年が明けてから一定の時間が経過しています。小型株が息切れを起こすようなら、東京市場は全般軟調な展開にならざるを得ないでしょう。加えて、本日告示された東京都知事選も株価に影響を与えることは間違いありません。

 今回は「この候補者が当選すると株価にネガティブ」というものと「とくに影響なし」の2パターンがあると思います。

 具体的には細川候補か宇都宮候補のいずれかが当選した場合は株価にネガティブとなり、舛添候補か田母神候補のいずれかの場合はとくに影響がないというものです。脱原発を政策の中心に据える候補の当選は株価にネガティブだと考えられます。

 ここではできるだけ個別の材料で動いている銘柄を売買することに注力したいと思います。全体相場の影響を受けそうにない銘柄が望ましいのです。具体的には「ヤフー(4689)」に注目しています。

 昨年10月にヤフーショッピングの出店料を無料にすることを打ち出し、以来、約3カ月で出店希望が9万件に上ったことが話題になっています。

 「ご当地特産品」の通販を開始したことも興味深いです。eコマース市場は引き続き拡大中、この分野で波に乗りそうな企業といえます。
(株式ジャーナリスト・天海源一郎)

推奨銘柄
ヤフー(4689)」

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