【リーチ一発 トラトラ株!】 テラ、再生医療等製品の早期承認制度導入 膵臓がんのワクチン期待

テラ、再生医療等製品の早期承認制度導入 膵臓がんのワクチン期待
ZAKZAK2014.09.20
連載:リーチ一発 トラトラ株!

http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20140920/inv1409201000001-n1.htm

 18日、日経平均は取引時間中としては1月9日以来、約8カ月ぶりに1万6000円台を上回った。今回のFOMCで2017年の米国の政策金利の予想水準が市場の想定よりも上振れ、かつ、金融政策の正常化についての基本方針が示された結果、米長期金利の上昇圧力が強まった。

 この日米金利差拡大はドル高要因であり、日本株、とりわけ輸出関連企業の業績および株価にはポジティブだ。これが18日の日経平均を押し上げた。なお、物色に関しては、秋の学会シーズンを背景にしたバイオ関連や、ここにきて市場の注目度が高まった感のある自動車の自動運転関連に注目しておきたい。

 まず、「テラ(2191)」はバイオ関連で注目する。今年11月に施行予定の改正薬事法において、再生医療等製品の条件付き(早期)承認制度が導入される。同社は本制度の適用を想定し、膵臓がんを対象とした「バクセル」の再生医療等製品としての薬事承認取得を目指しており、現在そのために必要なエビデンスの構築を進めている。

 バクセルは、免疫細胞の一つである樹状細胞の働きを用いた「がんワクチン」。患者の細胞を体外で強化された樹状細胞に育て、がん細胞の目印(がん抗原)を与えることで、リンパ球が確実にがん細胞を狙い撃ちできるようにするのがバクセルの仕組み。

 また、「リプロセル(4978)」は、9月8日、Reinnervate(英国)・BioServe(米国)2企業の買収に続き、Stemgent(米国)のiPS細胞事業の買収を決議した。これが注目ポイント。

 Stemgentは、iPS細胞技術の上流から下流までをカバーする幅広い技術と製品を有していることが大きな特徴。特に、iPS細胞の作成技術においては、mRNA Reprogrammingという最先端の技術により、効率的かつ安全で、より臨床応用に近いiPS細胞の作成を可能としている。

 そして、「アートスパークホールディングス(3663)」は、自動運転車両を開発するベンチャー企業の株式会社ZMP(ゼットエムピー)関連銘柄として注目する。アートスパークホールディングス傘下のエイチアイは、2013年12月18日、ZMPが実施した、第三者割当増資を引き受けた。

 エイチアイは、以前よりZMPとロボット制御用ユーザーインターフェースの共同開発のパートナーとして、ユーザーニーズに応じたインターフェースの提供に取り組んでいる。

 12年5月には、UI/UXデザイン力と組み込み技術の融合による、新しい運転体験・直観的操作の創出をテーマに、共同で展示会に出展し、デモを実施するなどの実績を持っている。 

(株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)

注目銘柄
テラ(2191)
リプロセル(4978)
アートスパークホールディングス(3663)