社保審に年金運用リスク管理の具体策求める

社保審に年金運用リスク管理の具体策求める
NHK2014年10月15日 22時26分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141015/k10015430291000.html

社会保障審議会の年金部会が開かれ、塩崎厚生労働大臣は、公的年金の積立金を運用している独立行政法人が株式への投資を増やす方向で運用方針の見直しを進めていることを踏まえ、理事長に権限が集中している現在の仕組みを見直し、理事会を設置するなど運用リスクを適切に管理するための具体策を検討するよう求めました。

このなかで塩崎厚生労働大臣は、公的年金の積立金を運用しているGPIF=年金積立金管理運用独立行政法人が、株式への投資を増やす方向で運用方針の見直しを進めていることについて、「GPIF改革はアベノミクスの最重要政策の一つであり、運用方針の見直しとガバナンスの強化は一体だ」と述べました。

そのうえで塩崎大臣は、理事長に権限が集中している現在の仕組みを見直し、合議制による理事会を設置することや、長期的な観点から運用を行えるよう独立性を高めるなど、運用リスクを適切に管理するための具体策を検討するよう求めました。

これを受けて、年金部会は作業班を設けて、集中的な検討を行うことになりました。
さらに、会合のなかで厚生労働省の担当者は、年金財政の安定性を高めるため、年金支給額の伸びを物価上昇よりも低く抑える「マクロ経済スライド」が、来年4月から初めて実施されるという見通しを示すとともに、「デフレ経済の下では実施しない」という規定を見直す案を示しました。