菓子の海外進出関連7銘柄 円安効果で「土産人気No.1」追い風

菓子の海外進出関連7銘柄 円安効果で「土産人気No.1」追い風
ZAKZAK2014.11.11

http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20141111/inv1411111531002-n1.htm


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菓子の海外展開関連銘柄


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ポッキーの海外売り上げ拡大を目指す江崎グリコ

 円安効果で増加している外国人観光客の間で、人気ナンバーワンの土産となっているというのが日本製の菓子だ。国内の少子化をにらんで海外展開に積極的な日本メーカーも増え、株式市場でも別表のような関連銘柄が注目されている。

 成田空港では、帰国する外国人観光客が免税店で日本製の「お菓子」を箱買いする列が見られる。

 観光庁による2013年の訪日外国人旅行消費額の土産品の購入実態の調査では、購入率が最も高いのは「菓子類」の62%で、次いで「食料品・飲料・酒・たばこ」の52%、「化粧品・医薬品・トイレタリー」の43%となっている。今年10月には免税品目の拡大で菓子類を含む食品が免税対象となったことから、さらに成長しそうだ。

 「アジアなど新興国で品質の良い菓子へのニーズが高まっており、欧米製に比べて健康的なイメージがある日本製の菓子が人気となっている」(投資情報サイト)

 これを好機と見て、菓子メーカーも海外展開に力を入れている。江崎グリコでは「ポッキー」を核にしてグローバル展開を推進しており、現在は世界約30カ国で「ポッキー」を販売。20年をメドに全世界でポッキーの売り上げを現在の2・5倍の10億ドル(約1140億円)にする計画を持つ。アジア新興国でオレオやキットカットなどのライバルに打ち勝つ方針だ。

 また、森永製菓の「ハイチュウ」も米国で大人気。有楽製菓のチョコレート菓子「ブラックサンダー」は、台湾で売り切れが続出するなど大ヒットとなっている。

 国内の菓子市場は3兆1000億円台後半で伸び悩んでおり、少子化もあって市場の縮小も予想されることから、メーカーも生き残りをかけて海外に出ざるを得ないという事情もある。今後は、菓子メーカーだけでなく、周辺企業へも海外進出効果が期待できそうだ。