兜町は戦々恐々…海外投資家の勝敗ラインは「自民300議席」

兜町は戦々恐々…海外投資家の勝敗ラインは「自民300議席」
日刊ゲンダイ2014年12月2日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155389


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暴落の恐怖が…/(C)日刊ゲンダイ

 師走相場入りした兜町で危機感が急速に高まっている。相場のジンクスから見れば、12月は過去20年で13勝7敗(月間騰落率)。勝率は12カ月のうち2位と決して悪くない。

「安倍首相の身勝手な解散・総選挙のせいで、今後の相場に対する見方が真っ二つに割れてしまったのです。現在、日経平均は1万7000円台を維持していますが、悪い方に転ぶと、最悪の師走相場になりかねない」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 ここへきて証券各社は来年の相場見通しリポートを続々と公表している。ゴールドマン・サックスは、来年3月中旬に「日経平均1万9300円」と予測した。野村証券は来年12月末に「1万9000円」としている。

 その背景は、さらなる円安進行と、輸出企業を中心とする業績の好調さだが、「2日公示の選挙を甘く見ている」(証券アナリスト)という指摘がある。

「選挙結果による株価を予測したリポートも出ています。それによると、自民党の議席数が現状程度(280~299議席)だと、3月末の日経平均は1万9600円です」(市場関係者)

 ところが売買代金の約6割を占める海外投資家は全く別の見方をしているという。

「海外勢は、安倍首相は現状より多い議席数を確保する自信があるからこそ、解散に打って出たと思っています。だから現状維持は当然。少なくとも300議席を取らないと『安倍は負けた』と判断し、売り浴びせてくる恐れがあります」(外資系アナリスト)

 海外投資家の勝敗ラインは自民300。「この数が、株価の行方を握っている」という情報が流れ、兜町は恐怖に震えた。

「そもそも東証1部の時価総額は現在500兆円を超えています。日経平均が過去最高値をつけた89年末ですら約600兆円でした。過熱感は否めません」(株式評論家の杉村富生氏)
 師走相場のジンクスは通用しそうにない。

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