【日刊闇株新聞】 上海株式急落・資源価格下落・FRB利上げ 2015年07月29日

【日刊闇株新聞】
上海株式急落・資源価格下落・FRB利上げ
2015年07月29日

http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-1485.html

上海株式急落・資源価格下落・FRB利上げ

 久々の連想ゲームで、もちろん日経平均への「悪材料」ばかりですが、単純に羅列しているわけではありません。

 上海株式は昨日(7月27日)に8.5%も下落して3725ポイントとなり、本日(7月28日)も3663ポイントと続落しました。本日は一時3537ポイントの安値までありました。

 上海株式は昨年10月の安値・2290ポイントから本年6月12日の5166ポイントまで急上昇していました。その直接のきっかは昨年11月に中国人民銀行が約2年ぶりの金融緩和(基準金利と預金準備率の引き下げ)に踏み切ったことで、その後も現在まで計6回の追加金融緩和を行っています。

 実は昨年11月までの中国の金融政策は決して緩和的ではなく、したがって上海株式も2007年10月の過去最高値・6092ポイントを大きく下回ったままで推移していました。

 世界中のほとんどの株式市場は積極的な金融緩和・量的緩和で(景気が回復したかどうかは米国を除いて大いに疑問ですが)大きく上昇していたのですが、上海株式だけは数少ない例外だったことになります。

 それが昨年11月に大きく変更され上海株式も大きく上昇しました。しかし上海株式はその後7月9日に一時3373ポイントまで急落し、その前後からの中国政府の露骨な株価対策で7月24日には一時4184ポイントまで回復していました。

 その上海株式が再び急落しているのですが、最大の問題は中国政府の露骨な株価対策の弊害ではなく、上海株式が(従来に比べれば大変に)積極的な金融緩和にもかかわらず下落に転じてしまっている恐れがあることです。

 もしそうなら、景気がいくら低迷したままでも日銀が「もっと異次元になった」量的緩和を継続している限りは日経平均も上昇を続けるはずとの「常識」が崩れてしまう恐れが出できます。

 本誌は(とりあえず現時点では)、上海株式は当面は波乱含みではあるものの積極的な緩和姿勢が継続される限りは、いずれ上昇トレンドに戻ると考えていますが、最大限の注意を払う必要があります。

 2つめの資源価格下落ですが、本日の金価格は1オンス=1100ドル割れ、原油価格(WTI)は1バレル=47ドル台、銅価格は1トン=5200ドル割れと、下落が止まりません。

 金価格は本年初めの1オンス=1300ドルから、原油価格は昨年7月の1バレル=100ドル台から本年3月に42ドル台まで急落したものの6月には60ドル台まで回復していたところから、銅価格は本年初めの6300ドル台から、それぞれここ1~2週間に急落しています。

 リーマンショック以降、世界経済は中国経済の規模と成長率、それに世界の金融緩和・量的緩和の景気回復効果を「完全に過大評価」しており、そのために世界的な過剰設備・過剰生産・過資資源に陥ってしまいました。

 それでも世界経済が(とくに中国経済が)パニックに陥らない理由は、そうはいっても中国経済の潜在成長率は大きいとか、そうはいっても世界的な金融緩和・量的緩和は世界経済を浮上させるはずという、それぞれ「願望に近い期待感や安心感」があるからです。

 そこへ資源価格が「際限なく」下落してしまったら、その「願望に近い期待感や安心感」まで崩れてしまい、これも金融緩和・量的緩和さえ行っていれば(いずれ景気が回復するため)株価は上昇するという願望も崩れてしまうことになります。

 最後のFRBの利上げは、9月でも12月でもリーマンショック以降に断続的に行われた世界の金融緩和・量的緩和が終了してしまうと「市場が感じる」恐れがあり、そうなるとそもそも世界の株高の前提が崩れてしまうことになります。

 つまり本日の連想ゲームとは、上海株式の急落は金融緩和が株価を上昇させるという常識を崩してしまう恐れがあり、資源価格の急落は金融緩和が経済を回復させるという「願望に近い期待感と安心感」を崩してしまう恐れがあり、FRBの利上げは世界の金融緩和・量的緩和の終焉が近づき「株高の前提」そのものが崩れる恐れがあるという、それぞれ日経平均にとって悪材料となります。

 しかし本誌は現時点では、FRBは9月に利上げせず、12月も利上げの確率も50%程度と考えています。最大の理由は「FRBはそれほど愚かではない」からです。

「株で勝つ! 会社四季報超活用法」 会社四季報編集部(東洋経済新報社 1,620円税込)


画像


【内容情報】(出版社より)
『会社四季報』は、120人以上の業界担当記者が
日本国内の全上場企業の今期・来期業績を独自予想している
企業情報誌です。

『会社四季報』には、業績予想や記事だけでなく、
会社の基本情報、特色、取引銀行、仕入先や販売先、関連会社、
株主、財務データ、株価情報などが掲載されています。

本書は、四季報編集部が直伝する
個人投資家が株で勝つ、株で負けないための
『会社四季報』の見方・使い方です。

本書を読むことで、『四季報』を読みこなすコツがわかり、
次のようなスキルが身につきます。

・会社の基本を知る
・健全な会社を探す
・儲かっている会社を探す
・将来性のある会社を探す
・株価を先読みする
・売買チャンスをつかむ
・お宝株を見つける

また、『会社四季報』を読みこなすことで、
会社の数字に強くなりますので、ビジネスや就活にも役立ちます!
第1章 最初に見るべきは、どこ?
第2章 基本のキホン 会社のことを知るには?
第3章 健全な会社はどう探す?
第4章 儲かっている会社はどう探す?
第5章 将来性のある会社はどう探す?
第6章 株価を動かすのは何?
第7章 売買チャンスはどうつかむ?
第8章 お宝株を見つける裏技は?


株で勝つ! 会社四季報超活用法
東洋経済新報社

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 株で勝つ! 会社四季報超活用法 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



株で勝つ! 会社四季報超活用法 [ 会社四季報編集部 ]
楽天ブックス
会社四季報編集部 東洋経済新報社発行年月:2015年06月12日 予約締切日:2015年06月11日


楽天市場 by 株で勝つ! 会社四季報超活用法 [ 会社四季報編集部 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


発売日: 2015年06月12日頃
著者/編集: 会社四季報編集部
出版社: 東洋経済新報社
サイズ: 単行本
ページ数: 238p
ISBNコード: 9784492733240

【内容情報】
株で勝ちたい人、必読!の内容。四季報編集部がわかりやすく直伝!買える株、買えない株が見分けられる。負けないための答えがここにある。会社の数字に強くなる。ビジネスや就活にも役立つ。

【目次】
第1章 最初に見るべきは、どこ?
第2章 基本のキホン会社のことは知るには?
第3章 健全な会社はどう探す?
第4章 儲かっている会社はどう探す?
第5章 将来性のある会社はどう探す?
第6章 株価を動かすのは何?
第7章 売買チャンスはどうつかむ?
第8章 お宝株を見つける裏技は?

電子書籍

株で勝つ! 会社四季報超活用法
東洋経済新報社
2015-06-12

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 株で勝つ! 会社四季報超活用法 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



株で勝つ! 会社四季報超活用法【電子書籍】
楽天Kobo電子書籍ストア
『会社四季報』は、120人以上の業界担当記者が<br>日本国内の全上場企業の今期・来期業績を独自予想


楽天市場 by 株で勝つ! 会社四季報超活用法【電子書籍】 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル