【日刊闇株新聞】 宴(うたげ)は終了したのか? 2015年08月25日

【日刊闇株新聞】
宴(うたげ)は終了したのか?
2015年08月25日

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宴(うたげ)は終了したのか?

 本日(8月24日)の日経平均は895円安の18540円(終値、以下同じ)となり、半年前の2月23日の水準まで後退してしまいました。わずか1週間前の8月17日は20620円だったため、そこから2080円(10.1%)も急落したことになります。

 ところが本当の嵐はNY市場が開いた直後の(日本時間)午後10時半過ぎで、NYダウは一気に1089ドル安の15370ドルまで売り込まれました。さすがにそこから急速に買い戻されていますが、やはり1週間前の8月17日は17545ドルだったため、そこから本日の安値まで2175ドル(12.4%)も下落してしまいました。

 同じころのDAXも786ポイント安の9338まで売り込まれました。

 本日の上海総合指数は297ポイント安の3209と、前回の急落で「なりふり構わぬ」株価対策を動員させた7月9日の瞬間安値・3373ポイントを下回ってしまいました。

 また為替もNYダウが急落していた(日本時間)午後10時過ぎに一時1ドル=116.17円と急激な円高となりました。同じ頃に一時1ユーロ=1.17ドル台のユーロ高となっていたため、これは円高・ユーロ高というより「ドル安」です。

 このままでは明日(8月25日)の日経平均も上海総合指数も、またかなり下落することになりそうです。

 株価急落の理由としては、中国経済の状況が想定されていたよりも深刻であることや、FRBの利上げが近いことが挙げられますが、どちらもここ1週間で突然に出てきた「悪材料」ではありません。
 
 とくに中国経済については8月11日~13日に人民元の「基準値」が合計で約4.6%引き下げられたのですが、日経平均をはじめ世界の株式市場はそれほど影響を受けていませんでした。

 世界の株式市場は、FRBが量的緩和を終了させ原油価格が急落していた昨年10月中旬にボトムをつけています。各国株式市場のその頃の安値は、日経平均が14532円、NYダウが16117ドル、DAXが8571ポイント、上海総合指数が2290ポイントでした。これらの「安値」は今後を占うときに大変重要となります。

 そして昨年10月31日に日銀が意外にも追加量的緩和に踏み切り、それをきっかけに中国人民銀行やECBを含む世界中ほとんどの中央銀行が新たな金融緩和・量的緩和のサイクルに突入し、そこから世界の株価が急上昇となり「つい最近」まで続いていました。

 つまり、つい最近まで宴(うたげ)が続いていたことになります。

 それでは最近の世界的な株価急落を受け、宴(うたげ)をもう少し続けるにはどうすればよいのでしょう?

 それは世界の中央銀行が「新たな金融緩和・量的緩和のサイクルに突入すること」です。具体的には利上げが近いと考えられていたFRBが利上げを取りやめ、中国経済低迷の影響が最も大きいため中国人民銀行が追加金融緩和(基準金利の引き下げよりも預金準備率の引き下げの方が有効と思われます)に踏みきることです。

 金融緩和・量的緩和が実際に経済を回復させる効果があるわけではありませんが、少なくとも金融緩和・量的緩和が各国の株式市場を上昇させたことは事実です。

 もう1度だけ、その効果に期待することになります。

 それでは日銀も追加量的緩和に踏み切るべきなのでしょうか?

 特にFRBが利上げを見送れば、さらなる円高圧力がかかるため、2017年4月の消費増税までは株価を維持させたい財務省と官邸の意向のためにも、追加量的緩和は大変に安直で有効そうなカードとなります。

 たぶん日銀は追加量的緩和に踏み切ってしまうはずですが、ここからのさらなる量的緩和は「弊害」の方が大きいはずです。

 宴(うたげ)か弊害の「究極の選択」となりそうです。

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