【日刊闇株新聞】  ドナルド・トランプとは何者なのか?   2015年09月08日

【日刊闇株新聞】
ドナルド・トランプとは何者なのか?
2015年09月08日

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ドナルド・トランプとは何者なのか?

 2016年の米国大統領選挙は、同年2月1日のアイオア州党員集会とそれに続くニューハンプシャー州予備選挙で民主党・共和党の候補者選びがスタートし、7月には両党の党員大会で大統領候補が決定し、11月8日に本選(大統領選挙)となります。

 全米だけでなく世界のマスコミを巻き込んだ壮大な政治ショーは、もうとっくに幕が上がっています。大統領選挙では候補者選びはスタートダッシュで、本選(大統領選挙)は投票直前の世相で決まることが多く、最終的には「思いもよらなかった大統領」が誕生することもあります。

 民主党の大統領候補は、絶対本命と言われていたヒラリー・クリントンが私用メールを公務に使っていたと批判されて失速し、最新の世論調査ではバーニー・サンダース上院議員に大きくリードを許しています。これから豊富な資金量で巻き返すと思われますが、もともと日本で考えられているほど全米では人気がないため「有力候補」の1人に格下げになったと考えます。

 一方で共和党の大統領候補は、有力と目されていたジェブ・ブッシュ・元フロリダ州知事(ジョージ・ブッシュ前大統領の実弟)、スコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事(保守派の若手ホープ)、マルコ・ルビオ上院議員(キューバ移民の息子)などを押しのけ、泡沫候補と目されていたドナルド・トランプが世論調査で堂々とトップを走っています。

 ドナルド・トランプ(69歳)とは、不動産業を営む裕福なドイツ系移民の家庭に生まれ、自らも1980年代から不動産業で頭角を現しました。1983年にニューヨーク5番街に建設した高級複合施設のトランプ・タワー(金ぴかで趣味が悪い!)をはじめ、トランプ・プラザ、トランプ・マリーナ、トランプ・タージマハール(アトランティック・シティのカジノホテル)など、トランプの名を冠した「ド派手な」な建築で有名になりました。

 ただ「不動産王」と呼ばれているものの(自分で言っているようです)、1990年代初めの不況時と2008年のサブプライム危機では数多くの直営子会社を破産させており(上記のタージ・マハールも2009年2月に破産)、それほど優秀な不動産業経営者ではなさそうです。ただ個人資産は5000億円とも言われ、自分の資産だけはしっかりと保全していたようです。

 最近のドナルド・トランプは何をしていたのか?というと、相変わらずド派手な言動でバラエティー番組や各種イベント(プロレスが多い)を主宰して自らが主演し(さすがにプロレスは自ら戦いませんが)、不動産業者ではなくエンタテイナーとして稼いでいたようです。今回の大統領選挙も、自らが主宰・主演する格好のエンタテインメント事業と考えているのでしょう。

 そんなドナルド・トランプが世論調査でトップを走っています。言動は相変わらず破天荒ですが、それなりの戦略があるようです。日本にもよくいるタレントが政治家転身を目指しているのではなく、エンタテインメント経営者が自ら大統領選挙を舞台に「大興業」を打っていると考えた方が近いイメージになります。

 今回の大統領選挙は、人口が急増しているヒスパニックの支持を得ないと勝てないと言われており、奥さんがヒスパニックで自らもカトリックに改宗したジェブ・ブッシュや、自らがキューバ移民の息子であるマルコ・ルビオが有力候補と考えられていました。
 
 ところがドナルド・トランプは「メキシコ移民は麻薬と犯罪を持ち込む」と徹底的にコキ下ろし、全米でかえって支持を集めたようです。ドナルド・トランプの公約は「目立つもの」でしかなく、したがってあまり真面目に受け取る必要はありませんが、その「目立つもの」としてこれから対日、対中国強行論もどんどん出てくるはずです。

 折から現職のオバマ大統領は、内政では野党・共和党が多数を占める議会に完全にそっぽを向かれており何も決められず、何とか外交だけでも存在感を残したいようですが「イラン核合意」のような危なっかしいものが多く、とにかく全米が「もっと強い大統領」を望む雰囲気になっていることは間違いありません。

 そこに民衆の支持をつかむ能力に長けたエンタテインメント経営者が自ら乗り込んできたことになります。

 ドナルド・トランプは9月3日に、共和党の大統領候補に選ばれなかった場合に無所属で出馬しないとの合意を共和党選挙対策本部と交わしました。これでトランプは単なる泡沫候補から有力候補に格上げされたことになります。

 これからはさすがに「目立つ公約」だけでは戦えないため、最終的に何処まで行くかはわかりませんが、これで2016年大統領選挙が俄然面白くなってきました。

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