プロも唸る投資情報サイト『闇株新聞』 筆者が経歴隠す理由

プロも唸る投資情報サイト『闇株新聞』 筆者が経歴隠す理由
NEWSポストセブン2015.09.16 11:00

http://www.news-postseven.com/archives/20150916_350436.html

 金融関係者や個人投資家が欠かさず読んでいる「日経」とは別の“新聞”がある。その名も『日刊闇株新聞』。「世界の出来事を独自の見解で読み解く刺激的金融ブログ」と謳う金融情報サイトだ。

http://yamikabu.blog136.fc2.com/

 投資情報を提供する「カブ知恵」の藤井英敏・代表も熱心な『闇株新聞』の読者である。

「市場関係者の関心が高い旬なトピックの裏側がリアルに描かれている。たとえるなら、美味しいレストランを知っているだけでなく、その厨房の中まで知り尽くしている感じ。経済だけでなく政治、国際情勢などにも精通しないと書けない内容に驚かされる」

 2010年にスタートした『闇株新聞』は株や為替などの経済情報だけでなく、経済事件や騒動の内幕にも舌鋒鋭く迫る無料ブログだ。

 2012年には有料メルマガ『闇株新聞プレミアム』もスタート。ここではよりディープな経済情報や投資情報に言及している。

http://yamikabu-premium.com/index2.html

『闇株新聞』を発行するA氏は、取材から毎日更新される記事の執筆まですべて一人で行なう。人物像やプロフィールはほとんど明らかにされていない謎の人物だが、その見識や視点、情報の正確さには経済の専門家も舌を巻く。

 今回、本誌の取材に応じた発行人のA氏はブログの内容に絶対の自信を持つ。

「新聞報道だけでは経済事件の裏側は絶対にわからない。マスコミが報じない“真相”を伝えようと思ってブログを始めた」(A氏)

『闇株新聞』を一躍有名にしたのは2011年に発覚した「オリンパス事件」だった。一流企業が巨額の粉飾決算に手を染めた同事件について、『闇株新聞』は、事件の背景や「飛ばし」と呼ばれる損失隠しの具体的手口を次々と暴露した。どの新聞やニュースよりも詳しく報じた上、後からそれらの情報がすべて真実だったとわかり、業界が騒然となった。

 あまりに同ブログの記事が正確だったため、「筆者は内部情報に精通した実務経験者としか思えない」(大手証券アナリスト)とA氏の正体探しが始まった。

『闇株新聞』はオリンパス事件だけでなく、証券最大手・野村証券の内部情報にも精通しており、A氏を「オリンパス」および「野村証券」の関係者と疑う声もあったが、本人はこう答えるのみだ。

「私があの時、事件の情報を知り得ることができていたとしかいえない。読者に先入観を持たれたくないので、今も経歴の公表は控えている」(A氏)

 その注目度はどんどん上がっている。欧州危機、チャイナショックなどで株価が乱高下し、情報の信用性が問われるなか、A氏の分析力への支持は高い。

 日本企業の動向にも詳しく、不祥事や経営悪化が世に広まる前からソニーの経営者問題や日本マクドナルドの経営危機を取り上げ、警鐘を鳴らしていた。

「アベノミクス以降も株のプロたちの評価は上がっている。著名なアナリストや日経新聞をはじめとするマスコミ関係者、果ては金融当局の担当者まで『闇株新聞』をこっそり熟読してネタ元にしているほどだ」(前出・大手証券アナリスト)

 知られざる経済界の“必読紙”なのだという。

※週刊ポスト2015年9月25日・10月2日号

【日刊闇株新聞】
利上げを先送りしたFOMC
2015年09月18日

http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-1533.html

利上げを先送りしたFOMC

 FOMCの結果(日本時間・9月18日の午前3時)を待って、久々に夜中に書いています。

 結果は現行の0.0~0.25%のFF誘導金利を据え置きました。つまり2006年6月にFF誘導金利を5.0%から5.25%に引き上げて以来、9年3か月ぶりの利上げが見送られたわけですが、本年の投票権のあるFOMCメンバー10名(2名欠員)のうち反対票を投じた(つまり利上げすべきと主張した)メンバーはラッカー・リッチモンド地区連銀総裁だけだったようです。

 しかし全FOMCメンバー17名のうち13名(前回は15名)が、年内に少なくとも1回の利上げがあると予想しており、年内に利上げがないと予想する4名(前回2名)を依然として大きく上回っています。

 また今回は2015年の成長率は2.1%に上方修正されていますが(4~6月期が年率3.7%の高成長だったから)、日本と同じ2%が目標のインフレ率は足元(7月)で消費者物価が前年同月比0.2%、卸売物価が同マイナス0.8%で、まだまだ低迷しそうな雰囲気です。

 つまり中国や新興国の経済を「心配」してではなく、米国経済を見回しても「わざわざ」利上げする必要はなかったはずです。もちろん新興国など世界経済と株式市場への影響を考えれば、「絶対に利上げしてほしくない」と考えていたのですが、本誌はこういう状態でも「学者が多い」FOMC投票メンバーは「教科書通りに」利上げしてしまうのではないか?と心配していました。

 今回だけは何とか踏みとどまってくれたのですが、FOMCは年内あと2回あります。10月27~28日と12月15~16日ですが、10月はFOMC後にイエレン議長の記者会見はなく重要な政策変更は難しいため、このままだと12月の利上げ確率がかなり高くなってしまいます。

 何しろ本年の投票権のないメンバーも含めるとFOMCメンバー17名のうち13名が「年内に少なくとも1回の利上げがある」と予想しているため、常識的には12月に利上げとなってしまいます。

 つまりここ1~2ヶ月ほど続いたFRBの優柔不断さが、中国政府のトンチンカンな株価対策とあわせて世界の株式市場の「2大元凶」と考えていたのですが、少なくともFRBの優柔不断さは(たぶん中国政府のトンチンカンさも)12月まで続いてしまうことになります。

 1980年代からボルカー、グリーンスパン、バーナンキと続いてきたFRB議長の強い指導力が(必ずしもすべて正しかったわけではありませんが)、米国だけでなく世界の金融市場を発展させてきたことは事実です。

 こんなに優柔不断でモタモタしている最近のFRBは見たことがありません。FRBに対する市場の信頼が崩れて「任せておいて大丈夫なのかなあ?」と考えられてしまうと、米国だけではなく世界の経済や金融市場も「自信喪失」になってしまいます。

 世界の株式市場にとってFRBは「利上げするならサッサと上げてしまう」か「少なくとも年内は利上げしないと宣言する」かのどちらかにするべきだったと考えます。

 とりあえずNY市場では、NYダウが発表直前(日本時間・9月18日午前3時前)の16783ドル(前日比43ドル高)から日本時間同午前5時現在16658ドル(81ドル安)、為替が同1ドル=120.85円と1ユーロ=1.1331ドルから同1ドル=119.90円と1ユーロ=1.1426ドルと、見事にドル安・株安となっています。

 これは日本の株式市場にとっても好ましくなく、円高・株安になるかもしれません。

 またFRBが優柔不断である限り、日銀も(仮に円高・株安が進行しても)なかなか追加量的緩和に踏み切れません。本誌は決して追加量的緩和が好ましいとは思っていませんが、そのカードも無力化されてしまうことになります。FRBの利上げの可能性が残るうちは、日銀だけが追加量的緩和してしまうと金利差が拡大して円安が加速すると考えられるからです。

 そんな「結構問題の大きな」今回のFOMCだったと感じます。


週刊ポスト 2015年 10/2 号 [雑誌]
小学館
2015-09-14

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 週刊ポスト 2015年 10/2 号 [雑誌] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



週刊ポスト 9/25・10/2合併号
ブックマート金星堂
◆主催者発表  12万人「安保反対デモ」を報じたくないNHKと御用新聞  ◆小林よしのり×茂木健一郎


楽天市場 by 週刊ポスト 9/25・10/2合併号 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



会社四季報 2015年 4集秋号
東洋経済新報社
2015-09-14

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 会社四季報 2015年 4集秋号 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



会社四季報 2015年 10月号 [雑誌]
楽天ブックス
東洋経済新報社発売日:2015年09月14日 予約締切日:2015年08月24日 B6 02323


楽天市場 by 会社四季報 2015年 10月号 [雑誌] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



日経会社情報 2015年 10 月号 [雑誌]
日本経済新聞出版社
2015-09-14

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 日経会社情報 2015年 10 月号 [雑誌] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



日経 会社情報 2015年 10月号 [雑誌]
楽天ブックス
日本経済新聞出版社発売日:2015年09月14日 予約締切日:2015年08月24日 B6 0691


楽天市場 by 日経 会社情報 2015年 10月号 [雑誌] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル