【ドル円週間見通し】 米利上げ決定でもドルは上げ渋りか

【ドル円週間見通し】米利上げ決定でもドルは上げ渋りか
NEWSポストセブン2017.03.12 16:00

http://www.news-postseven.com/archives/20170312_500859.html?PAGE=1#container

 投資情報会社・フィスコ(担当・小瀬正毅氏)が3月13日~3月17日のドル・円相場の見通しを解説する。

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 今週のドル・円は上げ渋りか。米連邦準備制度理事会(FRB)は14-15日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25ポイントの追加利上げを決定する見通し。このため、週前半はドル買い優勢の相場展開が見込まれる。ただ、FRBのイエレン議長やフィッシャー副議長、ブレイナード理事などの金融当局者が3月利上げに前向きな見解を示しており、追加利上げは完全に織り込まれている。

 実際に利上げが決定された後にドル・円は小幅高となる可能性はあるものの、年内3回の利上げ見通しが維持された場合、利益確定を狙ったドル売りが増えることでドルの上値はやや重くなる展開が見込まれる。

 一方、日銀は15-16日開催の金融政策決定会合で、現行の金融政策を据え置く方針とみられている。日本銀行の雨宮正佳理事は9日、国会答弁で「物価上昇目標の2%まで距離があるため、現在の方針で強力な金融緩和を推進すべきであり、現在の情勢のもとで長期金利目標の引き上げは適正でない」と述べている。金融緩和政策を堅持する方針には変わりなく、ドルの下落局面では下支え要因となるだろう。

 このほか、米10年債利回りは上昇基調となっているほか、NYダウが20000ドル台を維持するなど米国株は底堅い値動きが続き、ともにドル買い材料となっている。ただ、15日投開票のオランダ総選挙で欧州政治リスクが浮上しやすく、リスク回避的なユーロ売り・円買いが広がった場合、ドル・円相場を圧迫する(ドル安・円高)可能性があることも想定しておきたい。

【米連邦公開市場委員会(FOMC)】(14-15日開催予定)
 FOMC声明公表後にイエレンFRB議長が記者会見を行う。政策金利0.75%を1.00%に引き上げる公算で、利上げは昨年12月以来、3カ月ぶり。2017年の利上げペースが現時点での市場観測である年3回から加速するとの思惑が広がった場合はドル買いが続きそうだ。

【日本銀行金融政策決定会合】(15-16日開催予定)
 日本銀行は15-16日開催の金融政策決定会合で、現行の金融政策の維持を決める公算。2%物価目標の到達時期については2019年度を目途にしているが、予断を持てない状況となっていることから、日銀は緩和的な金融政策を長期間継続するとみられる。日米の金利差拡大を意識して投機的な円買いは抑制されそうだ。

・3月13日-17日に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(米)2月消費者物価コア指数 15日(水)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+2.2%
 参考となる1月実績は、前年比+2.3%だった。家賃、衣服、新車などの価格が上昇した。2月については、家賃、衣服の価格が高止まりしていることから、インフレ率は前年比2%を上回る可能性が高い。

○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合 15日(水)日本時間16日午前3時結果判明
・予想は、0.25ポイントの追加利上げ
 今月3日に行われたイエレンFRB議長の講演では、雇用とインフレが期待に沿って進展しているならば、3月14-15日のFOMC会合でフェデラルファンド(FF)金利のさらなる調整が適切になる可能性が高いとの見方が示されていた。労働市場の拡大は続いており、賃金上昇の可能性は残されていることから、3月のFOMC会合で0.25%の追加利上げが決定される可能性が高い。

○(日)日本銀行金融政策決定会合 16日(木)政策決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は、金融政策の現状維持
 金融政策の有力な判断材料である消費者物価コア指数の1月実績は、前年比+0.1%で上昇に転じている。国内需要のすみやかな増大や賃金上昇への期待は高まっていないものの、2019年3月までに2%の物価目標達成の可能性は残されている。長短金利操作の政策は順調に進展しており、金融政策の現状維持が決まる公算。

○(米)3月ミシガン大学消費者信頼感指数 17日(金)午後11時発表予定
・予想は、97.0
 参考となる2月実績は96.3で市場予想を上回ったが、1月の98.5との比較では小幅低下。トランプ政権は1月20日に正式発足したが、消費者信頼感への影響はなかったようだ。3月については、トランプ政権による税制改革への期待が支援材料となることから、2月確報値をやや上回る可能性がある。

○主な経済指標の発表予定は、13日(月):(日)2月国内企業物価指数、(日)1月機械受注、14日(火):(米)2月生産者物価指数、15日(水):(米)3月NY連銀製造業景気指数、(米)2月小売売上高、(米)1月ネットTICフロー、16日(木):(米)2月住宅着工件数、(米)2月建設許可件数、(米)1月JOLT求人、17日(金):(米)2月鉱工業生産・設備稼働率、(米)2月景気先行指数

【予想レンジ】
・米ドル/円:114円00銭-117円00銭

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商品基本情報
発売日: 2017年02月09日頃
著者/編集: 朝香友博
発行元: クロスメディア・パブリッシング
発売元: インプレス
サイズ: 単行本
ページ数: 191p
ISBNコード: 9784295400561

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
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【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 2017年以降は、こうなる!
トランプ大統領就任で今後も株の上昇は続くのか?
FRB1年ぶりの利上げ!イエレン議長の明るい経済見通し ほか
第2章 いま仕込んでおくべき10倍株10選
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【著者情報】(「BOOK」データベースより)
朝香友博(アサカトモヒロ)
産業・成長企業アナリスト/投資家。投資ブロマガランキング1位を獲得したブログ「『大化け株投資』のすすめ」を主宰。見本市を中心に累計2000社の市場開拓支援・投資を行ってきた経験を活かし、次々と成長株を発掘。独自の法則で30倍、20倍を含め10の10倍株をヒットさせた実績を持つ。立教大学法学部卒業後、「未来トレンドの先読み」のために国会議員秘書、上海交通大学留学を経験。その後、産業の未来を創る国際見本市に触れ、米国の産業PR会社に入社。著書に『[テンバガー]10倍株で勝つ』『10年目線で買っていい株買ってはいけない株』『大化け株サイクル投資術』(アールズ出版)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)