【闇株新聞】 トランプ大統領の議会演説   2017年03月02日

【闇株新聞】
トランプ大統領の議会演説
2017年03月02日

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トランプ大統領の議会演説

 トランプ大統領は2月28日の夜(日本時間3月1日の昼頃)、上下両院合同会議で施政方針を示す初めての演説を行いました。その内容に入る前に、この演説の意味を解説しておきます。

 米国では大統領の行政権と連邦議会の立法権が明確に区別されており、大統領には議案提出権がありません。また大統領も副大統領も連邦議員ではないため、普段は議場にも入れません。
 
 憲法では、大統領は文書(「教書」と呼ばれます)の形で要望を議会に送付することが認められています。実際には毎年1回、国の現状(State of the Union)について見解を述べ主要な政治課題を説明する「一般教書」、それに「予算教書」、「大統領経済報告」から成る三大教書が送付されます。あとは必要に応じて「特別教書」が送付されることがあります。

 このうち「一般教書」だけは、通常毎年1月下旬に大統領が連邦議会に出向き教書を演説する慣習になっています。「一般教書演説」と呼ばれますが、1914年にウッドロー・ウィルソン大統領が最初に始めました。

 ただ新任大統領は就任が1月20日なので時間的に無理があり、今回のように2月の「上下両院会議の施政方針演説」となることがあります。実際上は「一般教書演説」と区別されていません。

 トランプ政権ではまだ各省長官の議会承認が完了しておらず、各省幹部の政治任用も大幅に遅れていますが、「一般教書演説」の準備が整わないため「上下両院会議の施政方針演説」となったわけではありません。

 ただ本日の演説は、当然に各行政の現場からボトムアップされたものではなく、やはりトランプ大統領の「独演会」となりました。このままでは続く「予算教書」や「大統領経済報告」はどうするのだろう?と心配になります。

 本日の「上下両院会議の施政方針演説」も通常の「一般教書演説」と同じで、下院議場に(上院議場よりはるかに広いから)上下両院議員、最高裁判所判事、各省長官、統合参謀本部の将校など、米国における三権と軍の首脳が集まります。

 副大統領は上院議長も兼ねるため議長席に下院議長と並んで座りますが、この上下院会議の主宰者はあくまでも下院議長で、大統領は下院議長に招待されて議場に入るという建前になっています。

 余談ですがこのタイミングで会場の下院議場がテロに襲われたりすると米国が機能不全になる可能性があるため、各省長官、上院議員、下院議員のうちそれぞれ1名が「会場外の秘密で安全な場所」で待機するように定められています。

 また大統領はその日の演説内容に合わせた来賓を招待することができます。本日は不法移民に家族を殺害された遺族が招待されていました。

 その演説の模様は全米にテレビ中継され、場内は時に立ち上がって拍手しながら大統領の演説を聞きます。本日は通常の「一般教書演説」と比べて、やや拍手の場面が少なく、それも満場の拍手というわけでもなく、時折ブーイングもありました。

 そこで本日のトランプ大統領の演説内容ですが、まず外交・安全保障については、戦争を防ぎ、もし必要なら戦いに勝利するために十分な装備が必要として「国防費の大幅拡大」を求めました。

 事前には500億ドル規模の国防費拡大と報道されていましたが、予算承認は連邦議会の権限であるため、トランプ大統領はあくまでも連邦議会にその「必要性」を訴えたことになります。

 あとは「雇用の創造のための1兆ドルのインフラ投資」、「TPPとオバマケアの廃止」「移民政策」「中間層への税負担の軽減」など従来の主張の繰り返しで、とくに目新しいものはありませんでした。

 ただ期待されていた税制改革の「驚くべき」提案はなく、逆に世界で警戒されていた過度の保護主義への言及もありませんでしたが、この辺は各行政の現場体制が整っておらず「間に合わなかった」と考えるべきです。

 全体的な印象は落ち着いた常識的なもので、大きなサプライズもありませんでした。

 本日(3月1日)の東京市場は、日経平均終値が274円高の19393円、円相場も午後11時現在で1ドル=113.90円と「一安心相場」となっています。しばらくは続きそうです。

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