東京株暴落、1143円安=13年ぶりの下げ幅-長期金利は (時事通信2013/05/23)

東京株暴落、1143円安=13年ぶりの下げ幅-長期金利は乱高下、円急伸
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暴落した日経平均株価の終値を示す電光ボード=23日午後、東京・八重洲

 23日の東京株式市場は、金融市場の混乱を不安視した売りが広がり、日経平均株価が前日比1143円28銭安の1万4483円98銭と暴落した。5営業日ぶりの下落で、ITバブルが崩壊した2000年4月17日(1426円04銭)以来13年ぶりの下げ幅となった。一方、長期金利は株の暴落などを受けて乱高下。指標となる10年物国債の流通利回りは1%ちょうどまで上昇(債券価格は下落)した後、一時、前日に比べ0.060%低い0.825%に下がった。


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 円相場は、午前中に1ドル=103円台半ばを付けた。その後、海外への株安連鎖に対する不安感から、ドルを売って相対的に安全とされる円を買う動きが強まり、1週間ぶりに101円台へ急伸。午後5時現在は101円92~94銭と前日比87銭の大幅円高・ドル安だった。
 日経平均は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待感から急速な値上がりが続いていたものの、楽観的な見方に警鐘を鳴らした形だ。長期金利上昇による企業の投資負担の増加や、円安の一服に伴う業績改善の鈍化が懸念される上、中国経済の先行き不透明感も出始めている。市場関係者からは「株価はしばらく調整局面を余儀なくされそうだ」(大手証券)との声が上がった。
 株式市場では、投資家の間で弱気心理が広がった。日経平均の下落率は史上10位の7.32%。東証1部の約99%に当たる1691銘柄が値下がりする全面安で、不動産や銀行株など業績が金利動向の影響を受けやすい銘柄の大幅な下落が目立った。
 債券市場では、黒田東彦日銀総裁の22日の記者会見での発言について、金利の一定の上昇を容認するとの見方が広がった。しかし、株式市場の動向に加え、日銀が金利の急変動を抑えるために約1兆2000億円に上る大量の資金供給を行ったことで流れが一転。株より安全とみられる国債への資金移動が広がり、長期金利の低下に拍車がかかった。
(時事通信2013/05/23-19:25)

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